たぶんあなたは、今のような辛い借金のある日々を送るようになるとは思ってもいなかったでしょう。
あなたに限らず、ほとんどの方がそうであったと思います。
では、なぜ借金ができたのでしょうか。突き詰めて考えれば、結局お金(資金)が必要だったからですね。
お金が必要になった理由は、生活のための資金、医療費、事業資金、遊ぶための資金などいろいろありますね。
借金をしても借金で困る人と、困らない人の違いがありますが、この違いは、たいていの場合、借入をする前から決まっています。困る人の場合は返済計画を立てずにとりあえず借入しておいて、”何とかなるだろう、何とかする”と考えてしまいます。
もちろん、この人にとってはそれなりの理由があります。例えば事業資金が必要になったとか、家族が病気になり急に資金が必要になったなど、いろいろです。
さて、あなたは返済計画を立てずに借金をしました。何事もなく返済できれば問題ありませんが、たいていは返済不能に陥ります。
それは、最初の借入の時にあなたの収入で、返済が可能であるかどうかを検討していないからです。あなたは、そんなことはない。完璧に検討したと言うでしょう。
借金の必要な人は、自分に都合のいいように考える傾向にあります。状況が変化することを考えないのです。そして、返済の限度いっぱい、あるいはそれ以上の借入をしてしまいます。
このような中で、一度返済ができなくなると、返済をするために借金をすることとなります。こうなれば、あとは多重債務(簡単に言えばあちらこちらから手当たり次第に借入をすること)に陥ることとなります。
考えてみてください。もともと限度いっぱいの借入をしているのに、さらに借入して返済することはできないのです。こうして、返済のために借金を重ねることとなり、雪ダルマ式に借金が増えていくことになります。
あなたは、多重債務に陥りました。この頃になると、あなたは利息さえ支払えなくなります。こうなると債権者(あなたにお金を貸した人や、会社など)は黙ってはいません。
家族や、親しい友人は別として、もともと、債権者はあなたを助けようと思ってお金を貸したわけではありません。自分が儲けるためにお金を貸しているからです。ですから、債権者は損失を少なくするために、必死になってあなたに貸付けたお金の回収に全力をあげるわけですから、厳しい取立てになる事は、ある意味当然と言えるでしょう。
では、どのような取立てを行うのでしょうか。いろいろありますが、自宅への電話、電報、直接の訪問、仕事場への電話、訪問など、さまざまです。さらに、これらの中でも脅迫めいた言葉で催促するところもあります。
もちろん、法律で禁止されている取立ての方法もありますが、債権者によっては全然これらを無視して取立てを行うところもあります。
あなたに厳しい取立てが続きます。この段階では、あなたはどこからも借入ができなくなっています。厳しい取立てはさらに続きます。
はじめのうちは、何とか返済を延期してもらえましたが、度重なるとそれもできなくなり、催促に悩む日々が始まります。この状態がひどくなれば、あなたは精神に異常をきたし、電話に出ることや、外出すること、ひどい時は自宅に帰ることもできなくなります。仕事を失うことになるかもしれません。
こうして、あなたは借金の取立てに怯えながら、借金を返済する目途を立てることもできなく、絶望した人生を送ることになるのです。
あなたが、借金から解放されるには、大まかに次のような方法があります。大切なことは、現在の借金の全てについて、ありのまま相談することです。あなたの話を聞いてくれる方は、あなたの借金ができるだけ少なくなるように考えてくれます。ですから、借金の総額を少なくして相談したり、支払できる金額を実際より多めに相談したりしないでください。
くどいようですが、あなたの話を聞いてくれる方は、あなたの将来を真剣に考えてくれます。だから、あなたも隠すことなく正直に話してください。
借金から解放されるには、まず、借金していることが恥ずかしいと思わない事です。誰かに、”あなたはどこそこで借金していますね。”と聞かれたときに、”ああそうですよ。”といえるくらい開き直ってください。借金をすることは恥ずかしいことではありません。
次に、行動することです。いくら知識が豊富でも行動しなければ何にもなりません。考えるだけでは、借金からの解放は実現できません。
報道などによると、都道府県の主催する消費者センターなどがあります。私は、ある県が運営する消費者センターに相談に行ったことがありますが、ここには弁護士の方はおられず、県の職員の方がおられるだけで、相談は聞いてくれますが、解決の方法は見出すことはできませんでした。
あなたの所の消費者センターは違うかもわかりませんので、一度相談に行かれたらどうかと思います。たぶん、相談料は不要だと思います。
弁護士・司法書士など(以下弁護士と記載します。)に依頼すると、それまでの厳しい取立ても直接あなたに来ることがなくなります。これは、法律でそのように決められているからです。したがって、あなたは厳しい取立てからとりあえず逃れることができます。何より、弁護士は法律の専門家であるので、借入金の減額や、支払方法についても細かく交渉してくれます。
ただ、弁護士にも得意分野がありますので、相談するときによく聞いてください。あまり乗り気のないような弁護士なら、依頼しないほうがいいでしょう。また、弁護士は飛び入りの相談者は歓迎しない傾向にありますので、、弁護士会などで紹介してもらうのもいいでしょう。そして、費用については弁護士によって違いますので、よく確かめて依頼してください。
この方法が最良であると思います。特に通称街金と呼ばれる業者はこの方法をお勧めします。
借金からの解放は、自分ですることもできます。ただ、この方法は強固な意志と、何事にも負けないような強い態度の持ち主、粘り強い交渉のできる方のみにお勧めします。
最初に触れましたが、お金を貸した方は回収することに必死になります。それに加えて、あなたは弁護士でもなく、そのため回収する方は、法律を無視した理屈であなたに返済を迫ってきます。脅迫まがいの態度をとることもあります。
ですから、この方法をとられる方は交渉次第でどのような問題が起こるか分かりませんので自己責任でお願いします。特に闇金といわれる業者にはくれぐれも注意してください。
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個人事業主が消費者金融から借り入れを行い、その後、事業が破綻し、900万円の請求をされたが20万円の和解金で解決した事例。 |
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この方は個人事業をしていました。事業の資金繰りに困って、消費者金融から150万円を年利38%で借り入れしました。もちろん危険な借り入れであることはわかっていましたが、今、何とかすれば事業が続けられるとの想いで借り入れをしてしまったのです。その後、借り入れが繰り返されました。この事業主は借金とは別の理由で事業を閉鎖することになりました。このときの借入金残高が900万円を超えていたのです。この方は、交渉の結果20万円の和解金を支払うことで借金がなくなりました。もちろん自分の力だけでです。 |
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4社の消費者金融からの借り入れを行い、200万円余りの借り入れ残金があったが、1円も支払うことなく解決した事例。 |
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この方は生活費として4社の消費者金融から合計200万円余りを借り入れしていました。借り入れ期間も確かなものではありませんでしたが、交渉の結果1円も支払うことなく借金がなくなりました。 |